英検S-CBTで受けるスピーキングは難しいの?
従来型と比べ難しいと感じる点がいくつかありました。
初めての時は、SNSでも難しいとの声がありとっても緊張していました。
そこで、実際に娘が受験してみて難しいと感じた5つの理由と気づいた4つのことと考察を紹介したいと思います。
今までに3級~2級まで3つの級をコンピューターで受験したよ。
この記事で分かること
- 英検S-CBTスピーキングが難しいと感じた5つの理由
- 娘の受験で気づいた4つのこと
- 合格後気づいた減点理由の考察(2024年の英検のリニューアルでもスピーキングでの変更はありません)
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英検S-CBTスピーキングが難しい5つの理由
5つの理由は下の通りにゃ。
- 各問題ごとに制限時間がある
- 録音式なので声が聞き取れる声を意識しないとならない
- 無言も録音されてしまうので黙らないようにしないとならない
- パソコン解答なのでデジタルに慣れが必要
- 音読で三単現のsなどしっかり発音しないと反応しない場合がある
従来型の二次試験と比べてスピーキングが特別難しいということはありません。
難しい5つの理由①各問題ごとに制限時間があるので焦りがでる
各設問ごとに時間に制限があるため、画面に残り時間が分かるようタイマーが出現します。
ドキドキ焦るにゃ。
初めて受験した時は、『早く話さないと時間がなくなってしまう』と、かなり時間が気になりました。。
こんなことがありました
その結果、減点されずにすみました!
二次試験では、積極性を問われる評価もあります。
このように、英検S-CBTのスピーキングでは制限時間があることで、気持ち的にも焦りがでてこうしたうっかりミスもおこりえます。
<どう対策した?>
次の級の受験勉強の時に、タイマーを目の前に用意して過去問を解くようにしました。
時間の意識が一番大切だと感じました。
制限時間は下記のように細かく設定されています。
例として2級の場合を紹介します。
<英検2級のスピーキング制限時間>
所要時間15分
①黙読
20秒間
音読
60秒
②NO.1 カード問題
20秒
③NO.2 カード問題
準備に20秒
カードのナレーション時間⇒90秒
④NO.3 カードなしの問題
質問に対する解答35秒
⑤NO.4 カードなしの問題
質問に対する答えをyesかnoで解答10秒
なぜyes/noなのかを説明35秒
スピーキングは従来型の方が落ち着いて考えたり解答できるにゃ~
難しい5つの理由②録音式なので声が聞き取れる声を意識しないとならない
<実際こんな感じです>
厚みのあるしっかりとしたヘッドセットを装着後、コンピューターの『試験官』の指示に従い解答していき、音声チェックのため声を録音したりします。
注意点
※こもった声や、ボソボソとした声だと音声が読み取れない場合があるのでなかなか難しいです。
普段の練習からはっきり発話する対策をしておくと、当日スムーズに音声認識されると思います。
解答を録音する時は画面に『録音中』のマークが表示されるにゃ。
すると画面に『音声ゲージ』が出てきます。
しっかり機械に自分の声が反応されるよう、練習の時に積極的に確認しました。
難しい5つの理由③無言も録音されてしまうので工夫が必要
従来型の二次試験でも同じですが、英検S-CBTでも『アティチュード』点が評価されます。
そこが難しいと感じる理由です。
減点されないように対策したこと
- 無言の時間を作らないようにしました。
- つなぐ言葉を暗記しました。
えっ。。言葉が咄嗟に出てこない時もあるにゃ。
『沈黙』を避けるようにして、なるべく積極的に英語を話す姿勢を保つことで減点を避けることができます。
下にあるような言葉を普段から口にするように練習するといいにゃ♪
こんな簡単な英語ですがすぐには口から出てきません。
子供の場合、つい『えっと』や、『あっ』などの日本語が出てしまうものです。
長女には3級の時から考えている時は『Well…』を使うようにしていたら、『国語の授業中に言葉がつまった時にWell…と言いそうになった』と話していました。
“反応”で口からつなぎの英語が出る位にしておくと試験当日とっても役立つのでおすすめです♪
難しい5つの理由④パソコン解答なのでデジタルに慣れが必要
コンピューターで行う試験なのでデジタルで解答する練習や、パソコン操作に慣れておかないと当日難しく感じます。
本番を想定した練習が大事にゃ!
S-CBTスピーキング初めての受験者にはおすすめ
公式ページには『体験版』があります。
『英検3級』の問題しかありませんが、どんな風に試験官がいてどのように質問が行われるのか、全体の雰囲気がつかめるのであらかじめ見ておくと、当日の流れがつかめます。
デジタル教材だと英語耳が鍛えられて結果リスニング力もつくからおすすめにゃ~
難しい5つの理由⑤音読で三単現のsなどしっかり発音しないと聞き取られない
録音された内容が全てなので従来型より難しいと感じました。
<どんな対策をした?>
sなどの発音をしっかりするように意識して音読しました。
流暢にスラスラと読むよりは、相手に聞き取りやすい、伝わるようにと心掛けた読み方で練習しました。
英検対策に便利
娘の受験で気づいた4つのこと
受験で気づいたことは次の4つにゃ。
- 聞き直しは減点に注意が必要
- 次へボタンに注意が必要
- アティチュードの無言で減点された
- 合格後気づいた減点理由の考察
気づいた4つのこと①聞き直しは減点に注意が必要だった
一部の問題では『もう一度聞いてやり直す』ボタンを押して、質問を2回まで聞き直すことができます。
文章がうまく作れない時などにはこの『聞き直し』機能を使い、考える時間をかせぐこともできます。
チャンスが2回あると思っているとつい気持ちに余裕がうまれるので、聞き直しは1回までと考えて受験しました。
その方が、適度な緊張感で集中力を持って受験できると思います。
気づいた4つのこと②次へボタンに注意が必要
解答が済んだら『次へ』ボタンに注意だにゃ!
それを押すと残り時間が残っていても次へ進めます。
しかし!
このボタンを誤って押してしまうと、問題へ戻れないから十分気を付けるにゃ~
気づいた4つのこと③早すぎる解答は空白の時間を作りアティチュードにひびく
設問に対して制限時間内に解答しますが、あまりに早く解答してしまった場合は、黙って待つのではなく、何か付け足すことをした方がいいです。
ここを見逃し、実際に2級の試験で初めてアティチュード点で減点されていました。
アティチュードは、対策すれば減点を避けられる分野なので対策して試験にのぞんだはずでした。
しかし、下記のような落とし穴が!
気づいた4つのこと④合格後に気づいた減点理由の考察
3級の時から気を付けていたのでいつもこの分野では満点でしたが今回まさかの1点減点!?
長女があれこれ考察したところ思い当たったことは。。
制限時間がくると『次へ』のボタンが出現します。
長女は解答を早く終え、ホッとして次へボタンが出現するのをただ待っていました。
あれっ! 無言の間を作ってしまってるにゃ!
コンピューターには待っている間の無言の時間が録音されたのが原因かと考えます。
この『沈黙の時間』がアティチュード点にひびいたのかなと思いました。
つまり、『その時間が残っているならば、もう少し足せることもあるのでは?』『積極的に話そうという姿勢が見られない』と判断されたと考えられます。
(あくまで考察ですが。。)
こんな減点を避けるためにも2つの事に注意するといいにゃ!
- 何かを付け足したり、つなぎ言葉を使い『無』の時間を作らない
- 早すぎる解答を避ける、もしくは付け足すようにする
しっかり対策すれば満点が取れるボーナス分野なのでもったいない失点がないようにしたいにゃ♪
デジタル教材は効果大。中でも【英検ネットドリル】は秀逸で毎回利用しました。
わが家は独学なので、なくてはならない教材の一つになっています。
あとがき 英検S-CBTスピーキングが難しい5つの理由と娘の受験で気づいた4つのこと
一番の難しい点は、制限時間とアティチュード面だと感じました。
万全の対策を行い、当日落ち着いて実力発揮できるようサポートしたいものですね。
ご家庭で同じように独学で頑張っているお子さんや、英検S-CBTでスピーキングを受験予定の学生さんの参考になればと思います。
毎回英検対策に利用しました