勉強嫌いの次女に小学6年生の時、約2か月で4級に合格させました。
漢字検定4級は何年生向けなのかな、小学生には難しい?
そんな疑問に、実際に6年生が受験してみて感じた難易度や、感想などを紹介します。
この記事で分かること
- 漢検4級は何年生向けなのか?
- 小学6年生が2ヶ月で合格するまでに学習したことや感じた難易度
- 短期間受験で親がサポートしたことや対策
漢字検定ドリルは効率的♪
漢検4級は何年生向け?
結論から言うと、目安とされている漢字検定4級のレベルは『中学在学程度』なので中学生向けです。
小学生の範囲は10級~5級だにゃ。
一般的に設定されている漢検の級のレベルは以下の通りです。
10級 | 小学校1年生で習う漢字を対象 |
9級 | 小学校2年生 |
8級 | 小学校3年生 |
7級 | 小学校4年生 |
6級 | 小学校5年生 |
5級 | 小学校6年生 |
4級 | 中学校在学程度 |
3級 | 中学校卒業程度 |
準2級 | 高校在学程度 |
2級 | 高校生までに学ぶ常用漢字すべてを対象 高校卒業・大学・一般程度 |
準1級 | 大学・一般程度 |
1級 | 常用漢字表外の漢字を含んだ約6,000字を対象 大学・一般程度 |
中学受験する場合、4級はライバルと差がつく級だにゃ~
小6が漢検4級を2ヶ月合格で難しいと感じた感想
小学6年生が挑戦するには少し難しい級だと感じました。
理由
知らない言葉が多くて、その都度意味を調べていたから大変だった~
目安の学年よりも前の学年で取得しようとする際に大変と感じる点です。
帰宅後の時間を使い集中して学習しました。
範囲表を見ると5級より新たに約313字使いこなす力が求められます!
漢字数 | 1,339字(内5級の漢字の範囲が1,026字含まれる) |
難易度 | 小学6年生から中学1年生~2年生程度 |
合格点 | 満点200点/合格点140点 |
レベルは5級より一気に高くなった気がしたよー
成績表には各項目の採点が一覧で出るので弱点を見つけやすい♪
『部首』問題が半分しか正答できなかった。。
70%程度正答していれば合格ラインに届くよ♪
そう思うと頑張れたよ!
親子受験体験談
漢検4級受験のきっかけ
勉強嫌いな次女に、小学生のうちに勉強分野で自信をつけさせたく、しっかり練習すれば確実に合格できる力がつく『漢検』を選びました。
5級を合格した娘は自信をもち、合格証が届いたその日に『Xmas前までに4級合格する!』と言い出したのですぐ申し込みしました。
こんなきっかけでの4級受験でしたが、子供のやる気がある内に取得しておいて良かったです。
4級は、毎日コツコツ頑張れば小学生でも合格に届く級だと思いました。
4級合格に向けしたこと6つ
- 重要な親のサポート
- 挑戦する気持ちが変わらないようにする工夫
- 毎日決めたページ数をこなす
- やる気スイッチがあるうちに挑戦
- 配点の高い分野を優先的に学習
- 漢検練習サイト無料アプリを利用
体験談①親のサポートで重要だと感じた2つのこと
①教材選び
子供が途中で挫折しないようなものを本屋さんで探しました。
シンプルでまとまっていると感じた『漢検頻出問題集』を2冊購入し、繰り返し解くことにしました。
ドリルは級ごとに変えず毎回同じものを使用する方が、子供が迷わず学習できるのでおすすめです。
こんなことがありました。
合格するには、やる気が一番大きい要素なので、教材選びは重要だと改めて感じています!
この書き込み式のドリルは、5級~3級まで利用しました!
このドリルはページごとにまとまりがあるので、子供でもここまでと目安をつけやすいです。
②上手にのせてモチベーション維持させる
小学生が受験する場合、一人でやらせず親が一緒にみてあげていると子供は頑張れます!
特に初挑戦の場合は、成功体験を作るために、のせてのせてサポートしました~
高学年で漢検受験が2回目だったりするとつい一人でもできると思ってしまいますが、まだまだ子供。
親が傍で見てあげることで、弱点に気づけたりもするのでサポートは大切だと感じました。
集中力が切れそうな時の声かけや、気分転換におやつの時間は大事にゃ♪
体験談②途中で気持ちが変わらないように漢字練習を日常にする工夫をしました
勉強嫌いで気持ちにムラがある娘に、毎日繰り返し漢検の勉強をさせることが一番の課題でした。
『今日はやらなくてもいいか』と1日でも学習しない時間を作ってしまうと、途端にだらけてしまうので、『漢字は毎日やるもの』と習慣づくまでサポートしました。
体験談③毎日決めたページのドリルを解かせました
受験日までにドリルを2周しました。
8割目指して、読み書きは重点的に、他の分野はまんべんなく触れるように練習しました。
体験談④子供のやる気スイッチがある内に次の級に挑戦させました
10月7日に5級合格後、本人がたてた目標のクリスマスまで2か月!
早速申し込みしました。
本人も漢検を一度経験して『これをやれば受かる』という道が見えているので学習に前向きでした♪
成功体験の熱がさめない内に、4級の挑戦を始めたのは正解でした!
体験談⑤学習では配点の高い分野を優先的に習得するようにしました
配点を意識して優先順位をつけて学習していくと点につなげやすかったです。
配点は以下の通りです。
漢字の書き取り | 40点 |
漢字の読み | 30点 |
同音・同訓異字 | 30点 |
四字熟語 | 20点 |
対義語・類義語 | 20点 |
熟語の構成 | 20点 |
誤字訂正 | 10点 |
送り仮名 | 10点 |
部首・部首名 | 10点 |
漢字識別 | 10点 |
漢字の書き取りは配点が40点もあります。
教材は、問題集1冊、過去問1冊を使いました!
うわぁ~漢字がいっぱいにゃ~
体験談⑥漢検練習サイト無料アプリやスマイルゼミも活用しました
『学校ネット』から出ている無料アプリ『漢検トレーニング』をタブレットにダウンロードして解いたり、スマイルゼミの漢字ドリルを解いて学習しました。
デジタルはその場で答え合わせができるからサクサク進み勉強しやすかったな♪
勉強色があまりないため、楽しくやっているうちに学習になっていたという効果がありました!
実際のテストにも学んだものが多数出たよ♪
どちらのドリルも使いやすく、特にスマイルゼミの漢検ドリルは漢検にターゲットを絞っているので効果的に学べておすすめです。
2024年の現在、準2級の学習をする時も利用しています^^
退会した後も履修済みのものはそのまま使えるので漢検ドリルは今でも重宝しています♪
書いたり読んだり、やっぱり使いやすい~
あとがき
漢検4級は、中学生範囲なので中学の先どり対策としても良い学習になります♪
中学受験を考えている方もそうでない方も、小学生の早い段階から目標を設定し『漢検』に挑戦してみてはいかがでしょうか。
下記の記事では漢検CBTを受けられる東京都の試験会場や申し込み方法などを紹介しています。